iRemoconとは?
iRemoconは、株式会社グラモ(Glamo)から販売されている赤外線リモコン信号送信機のひとつで、様々な赤外線リモコンの信号を学習することができます。
スマートフォンやタブレットからの操作によるリモコン信号の送信、スケジューリングしたタイマーによるリモコン信号の送信が可能で、スマートフォンで使用するリモコン画面は専用サイト(UIデザイナー)で作成できます。
現在このタイプのiRemoconは旧製品で、IRM-01L(通常版)とIRM-01LE8(廉価版)の2種類あり、仕様が少し異なります。
通信手段は有線ケーブルのイーサネット(RJ-45)のため、電波障害によるエラーがなく、通信は安定しています。
iRemocon IRM-01LとIRM-01LEの仕様
IRM-01L | IRM-01LE | ||
---|---|---|---|
赤外線部 | 送信 | 超高出力・広角赤外線LED | ← |
受信 | 広帯域赤外線学習センサー | ← | |
記憶容量 | リモコンコード | 最大1500件 | 最大800件 |
タイマー | 最大500件 | ← | |
クライアントソフトウェア | iRemoconアプリ | iPhone, iPad, iPod touch ,Android2.1以上 ※Androidは一部の端末で動作いたしません。動作確認済み端末をご確認ください。 | eoスマートリンクタブレットおよびAndroid2.1以上 ※Androidは一部の端末で動作いたしません。 |
接続端子 | 外部赤外線LED接続端子 | 3.5mmミニピンジャック:2 | ← |
LAN端子 | 10BASE-T/100BASE-TX:1 | ← | |
電源端子 | 外部ACアダプター接続端子:1 | ← | |
メンテナンス端子 | 1 | ← |
リモコン画面は自分で自由にデザイン
リモコン画面はインターネット上で作って保存しておき、スマートフォンやタブレットのアプリ側で選んでダウンロードします。
雑な例ですが、下記はAndroidのアプリ「iRemocon」の画面で、送信したいリモコン信号をボタンとして貼り付け、並べて作ります。
スケジューリングできる
一つひとつのボタン毎に、単発や繰り返しのタイマーを「年月日・時・分」と「繰り返し間隔」で設定できますので、かなり細かい指示ができます。
外出中でも操作できる
自宅内ではスマートフォンやタブレットをWi-Fiアクセスポイントに繋いで操作していますが、外出中でもWi-Fiや携帯電話会社で通信が繋がっていれば、リモコン信号の操作からスケジュールタイマーの設定・削除もできますので、消し忘れたエアコンをOFFにしたり、帰宅前にエアコンや照明をONにすることができます。
別料金のものがある
外出中の操作が無料でできるのは「iRemocon IRM-01L/IRM-01LE8」本体とAndroidアプリ「iRemocon」の組み合わせのみで、他の本体とアプリの組み合わせだと有料になってしまうようです。
Androidアプリ「iRemocon」はAQUOS sense2のAndroid9では動作していますが、グラモによる対応情報はこちらをご覧ください。
自宅のパソコンで操作することも可能
自宅のパソコンから直接iRemocon IRM-01L/IRM-01LE8をコントロールする方法が、「わいひら」さんによるネタキリラボブログにあり、Vectorソフトライブラリの「ボイスリモコン Kotoshiro」からダウンロードできます。
ちなみに、うちのWindows10でも動作しました。
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