Let’s noteのHDDが怪しい
Panasonic Let’s note CF-S10にてHDD内の一部のフォルダを開こうとすると、極端に反応が遅くなることが発生し始めました。
ディスクのチェックをかけても特にエラーは出ていませんが、データが取り出せなくなってからでは遅いので、今のうちにHDDを交換しておこうと思います。
HDDをSSD化しよう
HDDを交換するならアクセス速度が速くなるようSSDにしたいと思っていましたので、以前dynabookをSSD化した実績のあるSanDiskのSSDに交換します。
なお、640GBのHDDと同容量のSSDは他メーカーで不安だし、更に上の容量では予算的にも入手が困難だったので、512GBのSSDにしました。
HDDからSSDにコピー
HDD内のパーティションをコピーするのに、USB接続のできるHDDケースにSSDを入れてCF-S10に接続。
以前からHDDのパーティション操作(空き領域の調整やデータのバックアップ)に使用していたPowerX Harddisk Manager11というソフトウェアがあったので、それを使用して内臓HDDからSSDにパーティションを複製しました。
SSDで起動が速くなった
CF-S10内のHDDからSSDに挿し替えて起動させてみると、自動でチェックディスクが行われ、Windows7は以前より軽く起動するようになりました。(RAMは8GB)
これでHDDの問題は解決したのですが、Windows7のサポート終了が近づいており、またWindows7ではドライバが対応していない製品が増えてきているため、Windows10へのUpgradeも行うことにしました。
Windows7→Windows10
Windows7のCF-S10をWindows10にUpgradeする場合、各種ドライバが古すぎるため、一部のドライバをWindows8用に更新しておく必要があるとのことで、Panasonicのサイトをチェックしてドライバを更新しました。
ところがWindows10へのUpgradeをかけようとすると、途中で必ず「Windowsブートマネージャー」でエラーとなって中断してしまいました。
原因を調べてみると、Windowsリカバリーデータ領域のパーティションがUpgradeしたいパーティションより前にあり、その領域がアクティブとなっていたことが原因でした。
このリカバリーデータ領域のパーティションはWindows10になれば不要になるのでHarddisk Managerで削除したら、Windows10のUpgradeは無事に始まりました。
さらに起動が速くなった
SSD化してWindows7の動作が速くなりましたが、Windows10にしたら更に動作が軽く速くなりました。
SDカードスロットはドライバの更新が必要
Windows10で使用してみたらSDカードスロットが反応してくれないことが分かり調べてみると、Let’s NoteシリーズのSDカードスロットをWindows10で動作させるには、REALTEKのドライバをメーカーからダウンロードして更新する必要があるとのことです。
ブログ「チャーリーが乗っています。」さんの「Let’s note CF-B11 を Windows 10 にアップグレードしたら SD カードを認識しなくなった問題を解決する」を参考にさせていただき、REALTEKのサイトからドライバ類をダウンロードして、インストールと再起動を行った結果、無事にSDカードスロットが復活しました。
既存のソフトウェアは問題なく動作
今のところ、Windows7の時にインストールしていたソフトウェアはWindows10にUpgradeした後も問題なく動作しています。
今回はSSD化してからWindows10にしているので、Windows10で困る用なら以前のHDD内に残っているWindows7を復元するつもりですが、問題が起きることはなさそうです。
Windows7のまま使用するなら
Windows7のサポートが終了した後もそのまま使用し続けるとウイルス等への対策が難しくなって来ます。
セキュリティソフトは入れてあるのに、ワクチンが更新されていなかったりしたら恐ろしいことに。
でも、そのような方のために「Windows7フォーエバー – Security –」というソフトウェア製品が出ているようです。
検討してみるのもアリかと思います。
ちなみに、私はWindows10にできたので、POCKETALK(ポケトーク)で有名なSOURCENEXTのZERO ウイルスセキュリティを使用しています。
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